パスの方向について (FC柴犬)
今日は上級戦術のパスの方向について。
パスの形式もそうだが、日本語で読むが如しなので
ここで躓くプレイヤーは少ないと思うけれど一応簡単にだけ。
ここを指定する意味は、
「その選手を起点にした場合にどのルートで攻めるか」というもの。
だから、この項目は個人の選択肢であると同時にチーム全体の戦術に関係する。
具体的に言うと・・・
上の写真でLBのマスチェラーノの設定。
なるべくサイドでボールを前に運んでいくようにしたいのであれば、
パスの方向は「左側」を選択する。
これでパスコースが塞がれていない限りはイニエスタやC・ロナウドに
パスを送ることになる。
また、中央のアザールやシャビを経由して試合を組み立てたい場合には
パスの方向は「右側」または「中央」となる。
(その場合はCBを経由することもあるので少々危険)
こんな感じで、普通に設定する分には特に問題はない。
この項目で注意したいのは「組み合わせる」という選択肢だ。
これについては、韓国プレイヤーのレポートで読む限り
「判断力に優れた選手以外は設定すべきではない」という結論が出ている。
この選択肢はその状況下で最も効率的な行動を行うものであるが、
判断力の低い選手にこれを設定すると低迷現象(あたふた)を誘発してしまい
攻撃のリズムが崩れたり、ボールを失うきっかけになってしまう。
その為、判断力の劣る選手にはなるべく具体的な方向を指定したい。
(これはその他の項目、パスの種類等でも同じことが言える)
ちなみに、選手は指示された通りにしか動かないわけではない。
それぞれのAIが状況によってベストの選択肢を判断しており、
それに一定の補正を加える、といった程度のものと考えて良い。
例えば「ミドルシュート」の項目についても、
ほぼ行わない1に設定しているにも関わらず
ドカーンとあさっての方向にぶっ放すCDMを見かけるだろう。
選手はそれぞれ行動に優先順位を設けているが、
他の行動が手詰まりになった場合には優先度の低い選択肢も選ぶことになる。
なので、ここで「左側」を選んだからといって
左側にしかパスをしないわけではないので安心されたい。
とまぁこんな感じ。
短いけどこんなもんで |д゚)ノシ