CMについて (FC柴犬)
戦術の話がないじゃないか。
戦術じゃなくて育成の話ばっかりじゃないかとツッコミが入りそうなので、
今回からは少しずつ戦術についても言及していきたい。
WFの次はCMについて。
といっても、CMの能力値は絞るのが難しい。
というのも、CMは戦術によって仕事が変わってくるから。
CMはアローの方向で働きがガラっと変わる。
例えばFC柴犬ではアザール、シャビという二人のCMを置いているが、
シャビはそのままCMの場所での仕事になっている。
こうなるともちろん、求められる能力値も変わってくる。
そしてそれは、逆を言えばCMというのは有する能力値によって
与える役割を変えるべきポジションである、ということにもなる。
(脱線)選手の動きは、配置したポジションやアローだけでは決まらない。
必ず他の選手と互いに影響し合っている。
例えばCMの動きについても、前にCAMがいるのといないのとでは
まったく動きが変わってくるし、LMにしても前にWFがいる場合と
いない場合とでは動きも役割も変わってくる。
この為、ここで語る働きは一律そのような結果が得られる、とは
言えないことを先に注釈しておく。
なお、この話についてはいつかFC柴犬の戦術と絡めて
再度話したいと思う。
そんなわけで、ここからはCMを置く場合において、
能力値によってCMにどういう働きを求めるかを述べていく。
<前提~判断力/予測力は必須>
ここは完全に柴犬の持論であるが、CMは担う役割が多い為、
多くの能力値に影響を与える判断力/予測力はチームで最も高い水準を求めたい。
また、ゲームメイク、ラストパスの出し手としての役割は
どういう配置、指示を出していても行うことになるので、
そういう意味でもやはりその二つは必要になってくる。
ストライカーとしてのCM、プレイメイカー的なCMどちらも18/18以上は必須。
<オフェンス>
役割に関わらず、パスは最低でも18以上。
オフザボールも16以上は欲しい。できれば18以上欲しい。
オフザボールはイマイチ分かりにくいという意見も聞くが、
フリーになれる選手が近くにいないと、ボールを保持した選手が困って
低迷現象(あたふた)してしまう事が多くなる(と思う)
中央でパスの中継を行うことが多くなるこのポジションがフリーになれなければ
周りの選手が困ってしまう。
シュート力があれば攻撃的な役割を求めることができる。
また、そうでなくともシュート力16以上は欲しいもの。
試合を見ていれば分かるが、エリア内にCM以外に3人走り込ませる戦術であっても
CMはエリア内に度々入ってくる。
シュート力がなければ、その攻撃はCMがボールを受けた瞬間に終わってしまう。
決定力まで備えているようなら、より得点に絡む仕事が期待できる。
エリア内に走り込ませる設定にしておけば、戦術・能力によっては
リーグ戦のみで二ケタ得点稼いでくれる。
WFやWMの選手にシュート力がない場合等には積極的に走り込ませたい。
<テクニック>
テクニック>>ドリブル>クロス=ヘディングぐらいの認識。
最も重視したいのはテクニック。
トラップ、次の行動へのテンポに影響があるこの部分は
周囲との連係において欠かすことはできない。18以上が理想。
ドリブルは正直あまり重視していない。16あれば充分か。
もちろんあればあるほどいいが、ヘディング、クロスが上がるリスクを冒してまで
テクニックの部分に振るのはリスクとリターンが合わない。
<メンタル>
先述した通り、判断力/予測力は必須。
リーダーシップはもちろん不要。
最後に勝負欲だが、今後はこの記述を省こうと思う。
というのは、勝負欲は全てのポジションに必須であり、
なくてもいいポジションは存在しないからだ。
FC柴犬も勝負欲をとても重視しており、クラブカラーでは
メンタル+2を必ずつけるようにしている。
勝負欲とは「負けている時に全能力にブーストがかかる能力」であり、
それはつまり「負けない力」と言い換えることができる。
よく、得点直後に失点するパターンを見かけることがあると思う。
あれこそが勝負欲によって起こる現象で、このゲームにおいては
目に見えて現れる、確実にリターンのある能力であるといえる。
特にFW、GKに高い数値を求めたいが、CMも高いほどいい。
昔のFC柴犬に、勝負欲20のハムシークさん(27歳/男性)が在籍していたが、
「負けてる時はハムシークさん」と呟くほど、
劣勢における彼の活躍は目立っていた。
いくつ以上が理想かと問われれば、20欲しい と言いたいぐらいだ。
<フィジカル>
フィジカルに関しては、他のポジションほど高水準を求めない。
よって、走力/敏捷に期待できない選手は思い切って
CMにコンバートしてみるのも一つの案。
もちろん判断/予測が高ければ、という前提はあるが。
ただし、このゲームは基本的に走力を重視しているので
いくら求めないとはいえ、走力13未満というのは寂しい。
せめて14以上は欲しいところか。
それでも俊敏が高ければフォローできるかもしれない。
余談になるが、本家韓国では走力のステータスを「主力」と表現するらしい。
字を見るだけで重要だということが分かる。
持久力はそこそこに求められているように思う。
個人的には14以上は欲しい。
チャージングもないよりはあった方がいいと思われる。
先述のオフェンス・メンタルに比べれば優先順位は低いが。
<ディフェンス>
柴犬さん的に、このゲームのCMは現実でいうところのCAMぐらい
攻撃的な選手であると思っているので、そこまで守備は求めていない。
ただ、CMのポジションに選手を配置しておくだけで
中盤から相手にプレッシャーをかけている場面を見ることができるので、
相手の攻撃を遅らせる(安易な突破を阻止し、ボールを回させる)役割は
充分に果たせるように思う。
それでも、中途半端な能力値(10前後)では
ボールを奪取できる確率はそれほど高くないので、
大切な部分に極振りしておいた方がいいのは間違いない。
また、守備を重視した選手を起用するのであれば
CMではなくCDMにした方が無難。
理由はオフェンスのシュート力の項目でも述べたように、
CMはアローを前線に向けず、オーバーラップもしない設定であっても
度々シュートエリアに顔を出すことになるので、
中途半端なオフェンス能力の選手が顔を出すことで
自軍の攻撃を1回無駄にしてしまう可能性が生じるからである。
上記の事からも分かるように、このゲームは
攻撃は攻撃の選手、守備は守備の選手といった具合に
はっきりした役割分担をした方がより良い結果に結びついているように思う。
<アザール>
最後に、今回はFC柴犬のCMを例に具体的な話をして終わりたいと思う。
ご覧の通り、FWとしての役割を担ってもらう為に、
オフェンスを重視した極振りになっている。
(これがWFであれば、オフェンスを削ってフィジカルに振っていた)
アザールは初期能力値的にはサイドの方が向いている選手だが、
FC柴犬にはCR7、イニエスタ+1という選手が既に不動のスタメンとして
存在していた為、駒不足だったCMに起用する事となり、
その部分を強化することとなった。
余談になるが、No1連盟のディアナ様とよく
「CMってFWの選手をコンバートするといい感じになりそうだよね」
といった話をしていた。
4月か5月頃だったと思うが、その頃から既に
CMにはシュート力が必要だということを意識していた訳だ。
アローをエリア内まで引っ張るような事までは当時はしていなかったが、
シュート力を求めるという考えはずっと変わっていないわけだ。
なお、CAMではなくCMとして起用している理由については、
攻撃の組み立てにも参加してもらいたい等の
全体のバランス(CDMを置かない等)を考慮してのこと。
以上、CMについてでした。
冒頭でも述べた通り、CMは役割の選択肢が多岐にわたるので、
自分のチームが求めている部分を補ってくれる選手を作ったり、
選手の長所活かされるように戦術を作ったりする等、
固定観念をもたずに色んな方法、選手を試してみると面白いと思う。